去年の日記帳

1年前の日記を投稿しています ◆ 時々雑記

9月8日〜10日 ツユクサ 小三治さんの顔 日曜日の散歩 

2022年9月8日木曜日 雨

窓からの風が涼しい。朝、ツユクサが咲いている道を走る。せっかく髪を切りたてなのに雨でぼさぼさ。

10時〜14時、ファミレスで働く。帰りの電車はぐっすり眠り、家の最寄駅で目が覚めて降りる時、いつも凄く疲れている。買い物をするうちに少し元気になる。スーパーの店内をまわりながら今晩の献立を考える。帰り道にはツユクサはしぼんでいる。

今日は、しらす丼(きざみ海苔、山盛りのしらす大根おろし、大葉)、かぼちゃのそぼろ煮、豆苗の玉子炒め、トマト2切れ、お味噌汁(茄子、しめじ、ねぎ)

食後に夫が淹れてくれたコーヒーと、チョコレートを食べる。

 

9月10日土曜日 

Pちゃんと上野の国立科学博物館で「化石ハンター展」を見た。ロイ・チャップマン・アンドリュースによるゴビ砂漠での恐竜の化石発掘から、チベットの気候に適応した生き物たちのこと(アウト・オブ・チベット説の紹介)まで。チベットのコーナーにはチベットサイの親子の復元模型や、チベットの環境に適応したヤギの仲間(バーラル)の剥製などが展示されていた。このバーラル、人の顔みたいで、誰かに似ている……と考えながら見ていると、去年の秋頃に亡くなった落語家の柳家小三治さんに似ているのだと思いあたった。長年、小三治さんのファンだったPちゃんも同じように思い、2人して懐かしいような、嬉しいような、ほんの少し悲しいような気持ちで見ていた。バーラルは小三治さんの顔で笑い、今にも喋りだしそうだった。Pちゃんが写真に撮っている。

 

「化石ハンター展」に展示されていた、バーラルの顔

 

お土産売り場で、Pちゃんがチベットサイの子供(公募により「ちべたん」と名前がついている)のぬいぐるみを欲しそうにしていたので誕生日の近かったPちゃんにプレゼントした。

それから歩いて浅草の「ポルトガル食房 Giro」を目指す。夜からはHちゃんも合流して3人でポルトガル料理を食べることになっている。

Hちゃんと2年半振りに再会。おしゃべりに花が咲き、ゆっくりとコースを食べる。シーフードが中心でどれも美味しい。いちばん感動したのは自家製のパンだった。美味しかった……いい匂いで。2人からお花をもらい結婚をお祝いしてもらった。いつの間にか4時間という時間が経っていた。まさかそんな時間が経っていたとは思わず、携帯も見ていなかったので夫を心配させてしまっていた。

外に出るとスカイツリーのすぐ上で満月が光っていた。*1そばの明るい星は、アプリで調べると木星と出て、Pちゃんが喜ぶ。最近見ている占いで木星はPちゃんにとって重要な意味を持つらしい。

暗くなった浅草寺を通って、おみくじを引いていく。おみくじのところに明かりが灯っている。末小吉だった。2人は凶。ここのおみくじは厳しいと有名なのだそうだ。

23時過ぎに帰宅。ピクルスの空き瓶に花束を飾った。

 

9月11日日曜日

洗濯物を干して、出発。

夫と、いつもコーヒー豆を買っている駅の近くのカフェでブランチ。夫はジェノベーゼ(もちもちなパスタ)、私はキッシュ。

それから電車で南大沢へ。

駅前の中古車屋を外から覗いてみたが、中古にしては全体に高めのお値段だった。最近、中古の安い軽自動車を買うことを2人で考えている。

長池公園を散歩する。トンボがたくさん飛んでいる。銀色に青が光るトンボ。時々赤いトンボも。池にはアメンボがたくさんいた。

後ろの、野性的な池の周りを一周する。虫が多くて困った。この池の主かのような、異彩を放つ真っ白に輝く鯉を見た。“2018年10月の台風による倒木”にのぼって甲羅を乾かしている亀を見た。カルガモを1羽だけ見た。蒼いドングリがたくさん落ちていた。

それから、この長池公園から京王堀之内まで続く水路に沿った遊歩道を歩く。(水路や道が好きな夫が見つけ、以前から歩きたいと言っていた)日陰は涼しく、日が照ると暑かった。緑の多い箇所も町なかのような箇所もあり、小さな中古車屋を見かけて、覗いてみたりした。

京王堀之内にて。サイゼリヤに入りコーヒーゼリーを食べようと思ったら、コーヒーゼリーはリニューアルされてしまっていて思っていたのではなかった。たくさん歩いた脚を休ませつつ、間違い探しをする。電車に乗って帰る。

夜ご飯は簡単に、大盛りの豚丼と、白菜のお味噌汁。食後に夫が淹れたコーヒー。お花の水換えをする。鈴虫の音。

 

*1:この日は2022年の中秋の名月でした