去年の日記帳

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5月21日 パンまつり カヌレ プロポーズ

2022年5月21日土曜日

 

3年ぶりの開催となるらしい、新ゆりパンまつりへ。“おまつりスカート”を穿いて。

まずは2人で気に入っている「おぼんdeごはん」でお昼ご飯にする。狼がお会計の時にいつの間にか、混ぜご飯の素を買っていた。

それからイオンの上のノジマヘアアイロンを選ぶ。狼が、私が泊まる時の荷物が少なくなるように買おうと言ってくれた。10年以上前から使っている私のと同じヴィダルサスーンで、私のより新しくて良さそうなものを、安く買えた。

のんびり買い物などしていたらパンまつりのパンはほとんど売り切れてしまっていて、でもカヌレを4種(キャラメル、ハニー、バニラ、プレーン)、買って帰った。

 

それを狼の家に帰ってトースターで温め食べていて(これがハニー?いや、これはバニラ?プレーン?‥‥キャラメル以外どれがどれか分からなくなってしまった)私は最近はまっている節約と貯金の話、ふるさと納税か何かについて、熱く語っているところだった。私は夢中になっていることをすぐ狼に熱く語ってしまう。その時、狼が急に深刻な顔で「まど、ちょっと……」と言った。突然であった。狼は、とつとつと、「結婚しよう」という内容のことを言った。数年前、私は結婚したかった時期があって、でもその時の狼は「結婚は、今はちょっと」という返事だった。私はそれから結婚について考え続け(結婚とは何か。私は本当に結婚がしたいのだろうか)、考えるほどに、結婚はしてもしなくてもいいもの、と思えてきたのだった。そしていつの間にか、当たり前のように自分1人の老後資金を計算したりしていた。狼が切り出した時ほんの一瞬、私がお金の話ばかりしすぎたせいで狼は引いていて、たしなめられるのだろうか、とも思ったが、狼の様子から何となく、最後まで聞く前に分かった。「うん、しよう!」と私はほとんど間髪をいれず言っていた。何でもない日(パンまつりの日?)に、いつものようにコーヒーを淹れておやつを食べながら。そういうのがいいと思った。飲みかけのコーヒーもとつとつとした言葉も、狼らしく、私たちらしく、とてもいいことに思えた。