去年の日記帳

1年前の日記を投稿しています ◆ 時々雑記

5月7日 ばら苑 ビーフパストラミサンド ひそひそ話

2022年5月7日土曜日 くもりのち晴れ

 

タオルケットで寒そうにしていたらしく、毛布をかけてくれていた。いつもは明け方に就寝する私と明け方に起床している狼とでは、なかなかぴったり一緒には目覚められない。

朝ご飯は、挽肉ときのこのバター麺つゆ炒め、カニカマと豆苗のサラダ、茄子と小松菜のお味噌汁。私が寝ぼけているあいだに狼が作ってくれた。どれも美味しかった。

 

出かける時、アパートの階段の隙間に生えていた可愛い雑草の名前は「アカカタバミ」だった。(アプリで調べた)植物に興味を持つようになったのは大人になってからなので、未だに身近な植物なのに名前を知らないものがある。いくらでも。名前を知ると見えてくるようになるから面白い。ハナミズキドクダミ夾竹桃も、名前を知るまではあまり目に入ってこなかった。

今日は生田緑地ばら苑へ。前回行ったのは秋だったが、今の時期がいちばん多くのバラが咲いているみたい。

駅からばら苑までの道にも、バラや、その他の花をたくさん見た。昔から好きなチェリーセージ、ハルジオンもしくはヒメジョオンなど。

坂を上り、途中のベンチで休憩する。うぐいすが鳴いている。狼の家の近くのうぐいすより上手。

ばら苑に着き、ここは天国か、という眺め。ちょうど晴れ間が見えて、明るい。

募金して(ばら苑の維持費に充てられる)、今度はマリーゴールドの種をもらった*1

秋には咲いていなかった「つるピース」が咲いている。最近ハマっていたテューダー朝、エリザベス1世の母の名前「アン・ブーリン」というバラもあった。

マスクを外すと、バラのいい香りがする。最近は狼が「写真撮ろうか」と言うようになった。今までほとんど撮ってこなかったが、後で見返すと嬉しいものだった。

午後、ばら苑を下りて生田緑地のなかのカフェで軽めのランチにする。ちょうど良い天気なのでテイクアウトにして木のベンチで食べた。ビーフパストラミサンド。パンが軽く焼いてあり、とても美味しかった。

今日は忘れずに持ってきたシートを敷いて、寝転がる。日傘を置いて日除けにして。あのギザギザ葉っぱはケヤキ? 急に雲がはけて、空には白い三日月が見える。太陽は木々の向こうにゆっくり沈んでいく。

日が沈むと途端に寒くなった。Tシャツの上にウルトラライトダウンを羽織る。

お腹もすいたので街に戻り、バーミヤンへ。豚肉のたまご炒め、ご飯スープセット。

シャノアールに移動して、小さな声でお喋り。行ってみたい場所の話、いつかキャンプに挑戦したいとか。どこへ行くか考えたりしながら、でも狼とならどこへ行っても楽しいのだ。海でも山でも、知らない団地のなかでも坂だらけの住宅街のなかでも。

 

曇り空の下のチェリーセージ
金魚のような、踊っている女の子のような姿が可愛くて、見つけるたびに嬉しくなる花



*1:秋に募金した時はクリサンセマムの種をもらった