去年の日記帳

1年前の日記を投稿しています ◆ 時々雑記

7月31日〜8月6日 お祝いと内祝い こなせない家事

2022年7月31日 日曜日 

夫のおばあちゃんへの内祝いを買いに、和菓子屋へ。夕方でも暑い。

着いてからやっぱりお手紙を同封しようということに思い至り、今日は見送り、自分たち用に桃ゼリーと梅ゼリーを買った。

夜は実家から分けてもらったお中元のいいお肉で、すき焼きをする。

夫はビールを2杯飲んで、食べ終わるとソファで寝てしまった。片付けを一人でほぼ終えて、それでも起きないので久し振りに足の爪を切って手入れをした。こういうことをする時間を取れたのは久し振りだと思った。

 

8月1日月曜日

ファミレスのランチメンバーから立派な花束をいただいた。赤と淡いピンクのバラと小さい赤い実の、幸福そのものみたいに見える花束。ピクルスの空き瓶に生ける。

夜ご飯はカニカマポテトサラダ、サバの味噌煮丼、すき焼きの残りの野菜を使ったお味噌汁。

いつも家事が追いつかず、寝るのが遅くなってしまう。最後にピカタの食器を洗って、氷とお茶、お米の用意をしてから就寝。

 

8月2日火曜日

寝坊。5時20分から急いでお弁当を作る。洗濯と、山のような洗い物をして、8時過ぎに朝ご飯。

10時〜14時半、ファミレスに出勤。

帰りの電車のなかで職場の人への内祝いについて調べた。お花のお礼を探しに駅の向こう側まで歩く。とても暑い……頭までお風呂に浸かっているくらい暑かった。ぱっと買ってしまおうと思っていたが適切なものが見つからず、食料品だけ買って急いで帰った。

16時半過ぎに帰宅。夫も帰宅。火曜日は夫が帰るのが早い。

空腹を通りこした体で肉詰めピーマンを焼きながら、夫の部屋から野球中継の音が聞こえてきて、だんだんイライラしてくる。空腹なのはタイミングを見て食事をとらなかった自分が悪い、でもイライラが止められない。夫は部屋から出てきたと思ったら、「ギータが打ったー!」と楽しそうだった。

私は食器を洗いかごからガチャガチャ音をたてて取り、お椀をダン!と置く気性の荒い人と化している。当然かもしれないが怒っていることを気づかれて、気づかれたと分かると途端に、最近ずっと思い募っていたことが溢れてきた。

「8時から何も食べてないの〜!」「余裕がないの」「私だって狼が野球を観るような、本を読んだりする時間が欲しい〜〜!」と、泣き、怒った。

「でもこれは、ただお腹がすいて機嫌が悪くなってるだけなの〜〜!」と言いながら、我ながらばかばかしくて笑ってしまう。夫は、あまり笑わず神妙な顔をして聞いていてくれた。背後には洗い物の山と、前方には取り込んだままの洗濯物の山に囲まれて。

 

8月3日水曜日

お弁当、お休みをもらった。久し振りに玉子焼きの端っこや余った海苔や冷凍のおかずの寄せ集めではなくて、パンとポテトサラダとスープの朝食を食べる。

ファミレスはとても忙しかった。でも、家事をしている時よりも気分がいいと感じて、自分自身に驚く。結婚以前は家事のほうが息抜きだったのに、いつの間にか逆転している。

宅配便でお祝いをくれたAちゃんと、お花をくれた職場の人たちへのお礼を探しに途中駅で降りたら、偶然にも母に会った。

カフェでフルーツサンドを奢ってもらってお喋りをした。母の新婚の頃の話を聞いて父のあまりのひどさに、私なら離婚していると思った。すき焼きの後に夫が寝てしまった話をしたら母が、「そりゃあ、すき焼きお腹いっぱい食べてビール飲んだら眠いでしょう、ママなら嬉しいけど。気持ちよさそうに寝てるなぁって」と言って、衝撃をうけた。私はあまりにも主婦に向いていないのではないかと思う。家事の技術以前に、精神的な部分で。私があの時に思ったのは平日もあんなに洗い物ばかりして、休日にもしなければならないのか、休みはいつあるんだろうということだった。

帰って、急いでお風呂に入る。ルームエアコンの音にいちいちびっくりする。夫がもう帰ってきてしまったかと思って。

その夜は素麺を食べながら、お互いに思っていることをなるべく穏やかに言いあった。夫は言葉で説明しなければ分かってくれないが、説明すれば聞いてくれる。大抵の場合、分かってくれる。

 

8月6日土曜日

遅く起きてトーストと、母にもらったにんじんジャムとレモンジャムの朝食。

2人で家事をする。この家のキッチンとリビングは、午後にたくさん光が入るところがいい。ピカタが光りかがやく午後。